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万葉檜(まんようひのき)は日本の木?

万葉檜(まんようひのき)は日本の木?

「万葉檜」は、檜創建創業者の先代社長が名付けた当社のブランド名です。 本来の名前は、東南アジアに広く分布する「ラオスヒノキ」。 中でも樹齢800年を超える天然木を、悠久の歴史に思いを馳せるがごとく 「万葉集」から命名いたしました。

ラオスヒノキは耐久性と木目の美しさから、日本では昔から神社仏閣に使われ ています。檜創建では大型浴槽や 半露天、乾燥しがちな地域など、耐久性が求められる時に主に提案しています。

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浴槽サンプル材で比較してみる木曽檜(向かって左)と万葉檜(右)。
木曽檜が色白の手弱女(たおやめ)なら、万葉檜はどっしりとした益荒男(ますらお)ぶりが魅力です。

重量も同径の木曽檜と比べて1.5倍と重いです。

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檜創建が以前、万葉檜の浴槽を納品した風光明媚な韓国・済州島のポドホテル様。 建築そのものが作品、ギャラリーのようなホテル。お部屋も素敵。

・公式サイト
http://www.thepinx.co.kr/podohotel/index.html?lang=jpn

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こちらが万葉ひのきの浴槽。浴室内の明るいタイルと鮮やかな対比が印象的。ゴルフコースで汗を流した後、日本製の高級浴槽でゆっくりと温泉を楽しめる贅沢。

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一方こちらは、日本の健康ランド様に納品した浴槽。万葉檜の内貼り式ですが、重量感と木の持つ温かさがが漂います。

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こちらは別の温泉施設に納めた寝浴です。

半露天のため本体を万葉檜で製作し、水漏れ防止のFRPでコーティングした後、椹(さわら)のエプロン(化粧板)を外に貼る凝った作り。耐久性を兼ね備えた美しい木目の浴槽に仕上がりました。

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万葉檜は、その丈夫さと大きな材料が調達できることから框(かまち)伏せにもよく使われます。 框とは、浴槽の天板の部分です。
石やタイルの浴槽でも、框を木にすると高級感が、ぐっと増し、 腰かけた時の肌触りも快適です

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ちなみにこちらは今から十数年前の台湾買い付けの様子です。
(右した中央が若き日の檜創建 小栗社長。左右は台湾の業者さん。とっても陽気)
当時はふんだんに市場に出回っていましたが、自然保護の伐採制限などの理由で徐々に希少な材料となっています。

しかし、まだまだ十分対応はできますので、皆様ぜひお気軽にお問い合わせください。

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FIN