檜創建のある中津川市を通る中山道。
東海道などとともに 江戸時代に整備された五街道のひとつです。この中山道、JR南木曽駅から 中津川駅まで約20km、脚に自信のある方は一度歩いてみませんか?
挑戦してみようという方には、こんな本もお勧めです。
「ちゃんと歩ける中山道六十九次 西 藪原宿~京三条大橋」
八木 牧夫(著) / 山と渓谷社 (2014年11月)
文豪 島崎藤村の「木曾路はすべて山の中である」という言葉 そのままの場所もそこかしこに。
迷いそうな岐路には道標があるので、方向に自信のない方でも安心。
出発の南木曽駅から5分ほどの公園にあるSL。
列車好き垂涎の的、デゴイチ (D51形蒸気機関車)。本物です。
道すがら、そこかしこに花は咲き乱れ、正に百花繚乱。
5月ゴールデンウィークの風景ですが、夏の青緑、秋の紅葉もまた格別。
ただし、冬季は凍結と積雪のため避けた方が無難かと。
妻籠宿。全国に先駆けて街並みの保存運動を行い、貴重な景観が残ります。
夏のおすすめは、早朝。人の少ない時に歩いてみれば、江戸時代かのような風情を満喫できます。
・妻籠観光協会 (公式サイト)
⇒ http://www.tumago.jp/
街道沿いの宿屋もまた豊かな風情。
妻籠と馬籠の途中にある「男滝」と「女滝」。こちらは男滝。
吉川英冶の小説「宮本武蔵」に武蔵とお通のロマンスの滝として登場する意外な場所の意外な名所。
馬籠。宿場内はかなりの坂道。時間に余裕をもって、ゆっくり散策を。
また、頂上の展望台からは、日本百名山にも選ばれた恵那山を望む雄大な景色が楽しめます。
・馬籠観光協会 (公式サイト)
⇒ http://www.kiso-magome.com/index.html/
疲れた体に、ぜひ中津川名産の和菓子をどうぞ。
秋には銘菓「栗きんとん」もお忘れなく♪
最後にクイズ。
この鐘が何かお分かりでしょうか。
答:熊除け鈴
これを見つけたら、必ず大きく鳴らしましょう。
携帯用の鈴も1,000円程度で買えるので、ぜひご持参を。
FIN