■ ホテレス2013の檜創建ブース
IFFT2013に負けず劣らず攻めてます。
日本では、自然は生命を育む恩恵をもらたす一方、時として荒々しく牙をむく
こともある という常に二つの顔を併せ持ちます。
そんな自然の真の姿を伝えられるのは、私達、檜創建でありたいという気概の元、
来場いただいた方の「五感」に訴えかけれるようなブース創作を目指しました。
誇らしくそびえる「HINOKISOKEN」。天下を睥睨する心意気で。
ブース全体の様子。えっ?と立ち止まる人。竹屋さんですか?と尋ねる人。
反応は様々。
敢えて竹で囲み込むことで、
「一度入ったら、出られなくなる」かのような竹垣の演出。
竹は成長が早いため、企業の成長の願いも込められています。
奥に鎮座する浴槽「masu」
モニュメントではなく、本当に入れる立派な檜風呂です。
ブースイメージのきっかけは、2013年が式年遷宮の年になるから。
「伊勢」と「出雲」のメモリアルイヤーとして立案しました。
階段は、平安時代の出雲大社本殿をイメージ。
思惑通り、ブースの階段を上る時、数人のお客様が一礼されてました。
それこそ正にこの展示の狙いどころ。見事に的中です。
masuに近づいてみます。
題材となった材木が、湧き上がる自然の力を見せつけます。
近づくと圧巻。神々しささえ感じます。
大自然に下から支えられているイメージです。
某アニメ映画のナ○シカがオー○の触手の上で再生するかのように。
外側から浴槽内に、注がれるように配置された吐水オブジェ「木のにほい」は、
溢れ出る木のエネルギーを表現しています。
masuの形状は不思議です。
見る角度によって、その表情を変えます。
横置きにした浴槽O-Bath Dは、非日常空間を表します。
敢えて言えば、ダリの絵画のように時空を超えるイメージです。
どうですか?
だんだんそんな風に見てきませんか?
【記憶の固執 (柔らかい時計) / サルバドール・ダリ 1931年】
ちなみにこちらが2012年の檜創建のホテレスブース。
至極まっとうな気がします。この一年で何があった?社長!