大きいことは良いことです – 桧・船形浴槽編
2014年3月、極楽湯 水戸店様の桧・船形浴槽の施工を行いました。
檜創建の知恵袋・足立常務の指揮のもと完成した浴槽の雄姿をご覧ください。
極楽湯は、店舗数日本一を誇るスーパー銭湯。
今回、水戸店でのオープンにあたり、「桧・船形浴槽」の製造・施工のご注文をいただきました。
こちらが完成した様子。
名前の通り、船の外観を忠実に再現した雰囲気溢れる浴槽です。
(今回、屋根部分は他社施工)
お湯を張った様子。
遊び心あふれる造作に、普段の疲れも忘れてほっと一息。
さて今回の船形浴槽、見た目の優雅さとは裏腹に、製造にはかなりの技術を要します。
例えば、檜創建で過去に施工した屋形風呂では、船首に向かい直線を組み合わせ綺麗なラインを作りました。
それが今回は、コンクリートの本体の上に木で曲線のラインを作るというもの。本物の船のように曲線を取り入れたデザインとなっています。
コンクリートの本体に隙間なく板を張るには、高度な「曲げ」の技術が必要です。いままで経験したことのない施工に挑戦することとなりました。
こんな時、製造・施工の責任者は、檜創建の知恵袋・浴槽を作ってほぼ半世紀の足立常務です。
齢、還暦を過ぎていますが、尚、現役で日本全国を施工に飛び回ります。おそらく、日本47都道府県の現場をコンプリートしているのでは?
図面を元に、さまざまな曲げ加工を試行錯誤。最適な加工方法を模索します。
どれだけ周到に準備しても現場では何が起こるか分からないもの。であるからこそ、念には念を入れて試作と検証をくり返します。
いざ現場へ。
檜創建の施工部隊が一丸となり、約2週間にわたり作業は続きます。
難しい作業に取り組む時、時間が経つのは早いもの…..
時には夜遅くまでの作業もあります。
そしてついに完成したのが冒頭の桧・船形浴槽です。
近隣の皆様、ぜひ一度、極楽湯 水戸店様でお試しくださいませ。
・極楽湯 水戸店様公式サイト
⇒ http://www.gokurakuyu.ne.jp/gokurakuyu/tempo/mito/
*画像は、極楽湯 水戸店様公式サイトより
FIN