2014年2月17日

　木製浴槽の専門メーカー檜創建株式会社は、経済産業省が所管する中小企業地域資源プログラムにおいて、「東濃の木工製品」で認定を取得。
タイトルは
「自由設計が可能なデザイン性の高い木製浴槽等の製造・販売事業」。

■ 事業概要（新たな活用の視点）

檜創建株式会社では、良質な木材産地である岐阜県中津川市で、地域の伝統的な木工製品の製造技術を活かし、木製浴槽製品、及びその関連製品の製造販売を行っています。主要納入先は、全国のホテル・旅館、福祉介護施設、一般住宅用などです。

しかし、近年では、競合他社との価格競争に巻き込まれ、厳しい経営環境にさらされており、このような状況を打開すべく、従来のものから格段にデザイン性を高めた木製浴槽「O-Bath」シリーズを開発しました。このシリーズは、自社の強みである木工製品の製造技術を活かした、従来の木製浴槽にはない構造が特徴です。

■ 売れる商品づくり（競争力、市場性、販路）

伝統的なデザインにとらわれない自由設計を可能にしており、市場に対し一定の優位性を持っていると言えます。

近年、旅館・ホテルは２極化が進み、アッパークラスの施設では高い顧客満足度を獲得するため、浴室をはじめとする設備に独自性を出し、競合との差別化を図る必要性があります。また高級老人ホームや個人の別荘でも同様な傾向があると言えます。さらには、日本文化の代表的なものとして木製浴槽は海外でも注目され、本商品の市場への浸透を高く期待しており、販売代理店の整備、旅館・ホテル、オーナー様、また、設計事務所様へ向け、アピール、販路構築を進めて参ります。

■ 地域における関係事業者との連携

地元商工会と連携して事業を展開する他、行政や業界団体などと連携を行っていきます。