木製浴槽の専門メーカー檜創建は、ホテル・旅館等で好評を得ているタガの無い浴槽O-Bathの新バージョン ｢clover｣ を自社企画で開発した。 四つ葉のクローバーをモチーフとしたそのデザインでは、グループでの入浴を楽しむことができる。また、オープンエアな環境での設置を可能とし、ライト感覚で楽しめる浴槽に仕上げている。

昨今の観光産業はマスツーリズムの頃とは違い、個人やグループでの旅行が大半を占め、その動向も多様性を極めるなど、従来のマーケティングでは顧客像を捕らえにくい状況となっています。このため、それぞれの顧客に合わせた顧客目線による商品・サービスの開発が求められていくようになります。 特にこの産業を支えているホテル・旅館等の宿泊事業者は、顧客が求める価値と事業者の強みを合致させた魅力ある宿作りが急務となるでしょう。そのため宿泊事業者にとって求められる戦略手法は様々あると思われます。 例えば、田舎の古民家的な旅館で心の温もりを感じていただく。リーズナブルな価格でファミリー層や女性グループをターゲットにする。または、高級旅館の最上級のおもてなしや、旅館でアート感覚のおもてなしを提供する。更にはヘルスツーリズムのように着地型商品の開発など、顧客ニーズに合わせた戦略が多種多様に見受けられます。 そのような経緯から、檜浴槽･浴室総合プランナー、檜創建株式会社（本社:岐阜県中津川市、社長:小栗幹大）では、女性グループをターゲットとしたホテル・旅館に向けて、従来にはない遊び心を演出した浴槽を開発しました。四つ葉のクローバーをモチーフとしたデザインで、4人グループが対面で楽しめるようになっています。またパラソル付きのテーブルを取り付けることで、入浴しながら飲食が楽しめる浴槽に仕上げています。